トップページ | 鼓月について | 温故知新
温故知新
京菓子の文化や伝統と、時代のみずみずしい感性を融合させた商品づくり。鼓月の商品づくりのコンセプトは、経験と感性によって育まれるものを打ち出し、伝統の中に新しさを見出すことです。

超 越

私たちは、日ごろからお客様の嗜好をキャッチしながら、それをお菓子づくりに生かしてきました。昭和三十年代当時タブーであった、和菓子にバターやクリームを使うことを積極的に採り入れ、好評を博したのが「華」という商品です。洋菓子の素材を採り入れた製法は、幅広いお客様の支持を得て、鼓月の代表銘菓となりました。
もう一つの代表銘菓「千寿せんべい」は、調理器具を菓子作りに応用し、独自のアイデアで開発・誕生させた商品なのです。「千寿せんべい」は、京都のみならず、全国の皆様に鼓月の名を知らしめる契機となりました。私たちは、従来の常識や伝統にとらわれることなく、いつも新しい菓子づくりを目指しています。

素 材

鼓月では、使用する素材を商品ごとに厳選しています。例えば、和菓子に欠かせない「餡」も、原料となる小豆を、その和菓子に最も相応しいものを求めて、日本中から探してきます。そして、その小豆を一つ一つ丁寧に選り分け、業界的にはめずらしく、自社内でほぼ100%をそれぞれの商品に合わせて炊き分けています。
私たちは、お客様により美味しいお菓子を食べていただけるよう、素材選びから作り方に至るまで、妥協を許さない姿勢を貫いています。鼓月の全ての商品に貫かれるこのこだわりが、お菓子づくりに対する私たちの気持ちなのです。

オンリーワン

「お客様一人ひとりに、心から喜んでいただけるお菓子をお届けしたい」、その想いが鼓月のお菓子づくりの基本となっています。そのために何よりも大切なのは、つくり手である私たち自身が、心から美味しいと納得できるものを作ることだと思っています。鼓月では、熟練した技術と経験を持つ職人が、原料を吟味し、時間と手間をかけ、一つ一つ丹精込めて作り上げています。
それは時代にあった、鼓月にしかないお菓子を作っていくという私たちの心意気なのです。
次へ前へ