超 越
私たちは、日ごろからお客様の嗜好をキャッチしながら、それをお菓子づくりに生かしてきました。昭和三十年代当時タブーであった、和菓子にバターやクリームを使うことを積極的に採り入れ、好評を博したのが「華」という商品です。洋菓子の素材を採り入れた製法は、幅広いお客様の支持を得て、鼓月の代表銘菓となりました。素 材
鼓月では、使用する素材を商品ごとに厳選しています。例えば、和菓子に欠かせない「餡」も、原料となる小豆を、その和菓子に最も相応しいものを求めて、日本中から探してきます。そして、その小豆を一つ一つ丁寧に選り分け、業界的にはめずらしく、自社内でほぼ100%をそれぞれの商品に合わせて炊き分けています。オンリーワン
「お客様一人ひとりに、心から喜んでいただけるお菓子をお届けしたい」、その想いが鼓月のお菓子づくりの基本となっています。そのために何よりも大切なのは、つくり手である私たち自身が、心から美味しいと納得できるものを作ることだと思っています。鼓月では、熟練した技術と経験を持つ職人が、原料を吟味し、時間と手間をかけ、一つ一つ丹精込めて作り上げています。